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Capsula Viola 2009

Capsula Viola 2009

2009年春、トスカーナは雨が多く、涼しい気候で、ぶどうの発芽や開花期は遅くなりました。夏はむしろ暑く、8月末には平均気温を上回りました。9月初めの数日は雨になりましたが、後には日照りが続きぶどうを最適に成熟させ、フェノール成分が十分に生成しました。

カプスーラ・ヴィオラに使用されているぶどうは、微気候によって選別された畑から収穫されます。これらの畑はトスカーナの最も冷涼な地帯にあり、香りと酸の発達が最適になるように、適度にぶどうの房に日陰をつくり、活力をもたらすように剪定を行います。収穫に続いてぶどうの果肉から直ちに皮と種が取り除き、軽く破砕されて果汁が得られます。醸造は酸素を減らした状態で行われます。発酵温度は低温(15度)で、新鮮さや香りの豊かさを最大限に維持することを保障しています。アルコール発酵の終わりには、ワインは5℃以下に保たれ、芳香成分を逃しません。瓶詰は2010年1月の初めに行われました。

1970年、トスカーナワインのリーディングカンパニー4社(アンティノリ、フレスコバルディ、ルフィーノ、リカーゾリ)は、キャンティ・クラシコの品質向上を目指して「ガレストロ・ワイン協会」を結成しました。ガレストロはキャンティ・クラシコの最良の畑を特徴づける、もろい白亜質の土壌のことを意味します。当時、キャンテイ・クラシコには白ぶどうであるトレビアーノ種が多くブレンドされており、水っぽく、凝縮感のないものでした。ガレストロ・ワイン協会はこのブレンド比率を下げることでワインの品質向上をはかるとともに、トレビアーノ種の有効利用を目的にガレストロ・ワインを開発したのです。ガレストロ・カプスーラ・ヴィオラは1980年ヴィンテージで初めて発売され、1982年ヴィンテージはアメリカ市場に投入されました。ガレストロの成功はトレビアーノ種を生産する農家にとって必要不可欠であり、トレビアーノ種のブレンド比率を下げることになった1984年のキャンティ・クラシコDOCGの法改正に大きく貢献することになったのです。やがてアンティノリはガレストロ協会から離れ、カプスーラ・ヴィオラは2002年ヴィンテージから独自に品質向上を目指し、シャルドネなど他の白ぶどう品種のブレンドを行ってきたのです。

Origin トスカーナ州、 格付 : トスカーナ I.G.T.
Vintage 2009
Grapes トレビアーノ85%, シャルドネ, ピノ・ビアンコおよび補助品種15%
Serving
Temperature
6-8℃